バングラデシュからひと束持ち帰った ダッカギャラリーでの個展の図録もお世話になった方々などにお渡しして残りも少なくなってきた。
ご無沙汰していた小説家の新津きよみさんに思い立って送ったところ、密かに期待していた本のお返しが届いた。

「マティス展の帰りです。」…と真っ赤なマティスの絵葉書にお礼のメッセージとこの短編集が出版された経緯が書いてあった。
都美術館の帰りに投函したのかな?とか公園の木陰のベンチで書いたのか?それともカフェ?と情景を想像しているだけで短編を一話読んだような気分にさせられ流石小説家だなと思った。
そしてその日のうちに43ページの短編『ゲストハウス』をいっきに読んだ。推理作家なので伏線?どんな仕掛け?とか思いながら進んで最後の2ページで急転回!
え〜っとなって、グッときました。
秋にこの短篇集の続編が出るとのことです。