今日の気分の曲。
テオ・アンゲロプロスの映画と言えば、エレニ・カラインドルーの音楽というくらい
ちょっとアンニュイで哀感漂う調べがアンゲロプロスの映像世界をより印象深くしていて、
僕がアンゲロプロスの映画を好きになったのにはこの音楽の力も大きいと思う。
YouTubeのコメントを翻訳で見てもコアなファンが多いのがわかる。
『永遠と一日』のYouTube のコメントで面白いのがあった。ミラノの映画館でのこと、映画が始まって徐々に退席者が多くなっていって
映画が終わった時には年配のご婦人と自分の二人だけだった。ハリウッドの娯楽映画だと思って入ったんじゃないかと・・・。
今朝車を運転していて信号で止まった時、分離帯から目の前にこぼれ咲いた熱帯性の花ランタナに一匹のアオスジタテハが飛んできた。
朝の光で青みがより鮮明だったのと、ランタナの赤や黄色とのコントラストに息を呑んだ。こんな時には信号が早く変わる。
残像はしっかり残った。だからと言って蝶と花を描くわけではありませんが、エッセンスとして残るはず。