もうお分かりですよね。初めて映画の公開初日に行きました。
時間軸がスッと移動する宮崎駿の得意芸の総集編のように感じました。
時代は今ユニヴァースだからか所々で宇宙につながる映像があったり、はたまた19世紀の画家アーノルト・ベックリンの「死の島」を思わせる背景が出てきたり。個性の強いキャラクターがいて横に広がっていく過去の名作とは違って、一人の少年の心理を巡って縦に染み込んで行くような世界観を僕は感じました。
展開の早さについて行けないところがあったのでもう一度観てみたいなと思っています。
難解な部分もあったのですが、分からないところは分からないままで良いかと・・・監督自身、自分でもよく分からないと言っていたようですから。
下の絵は過去に描いた星をテーマにした心象風景です。
このテーマこれからもう少し掘り下げてみようと思っているところです。

山梨県ぶどうヶ丘美術館蔵